【講師】「コーチング×日本語教師」について触れてみませんか？｜傾聴コーチング　アクティブリスニング　

2023年7月22日、名古屋YWCA日本語学校にて凡人社日本語サロン研修会の講座に登壇しました。参加者は50名で満席。日本語学校の教師、ボランティアの学習支援者、英語コーチングの関係者の方、技能実習生に教える方、日本語教師養成講座を修了したばかりの方など様々な現場とバックグラウンドを持つ方々。コーチングについて初耳の方が半数以上でした。

学習サポートの在り方として教育現場でも広がりつつあるコーチング。海外出身の方に日本語を教える日本語教師が、コーチングスキルを身につけると、学習者の自律学習が促進され、学習が継続する効果が期待されます。今回はコーチングの基礎知識の話と、吉田の個人レッスンの実践の様子を、書籍「日本語教師のためのはじめてのコーチング」（アスク出版）の内容を交えてお話しました。

講座のあと、YWCA名古屋日本語学校の先生方と、「クラス授業でコーチングをどのように活かせるか」という視点でお話しを伺うこともでき、有意義な時間でした。また、今回の講座はグループワークなしで終始講師が話す講座でしたが、これはこれで気楽で良かったようです。講師の話を聞くことに集中し、一人ひとりが考えを巡らせて、後でそれぞれの現場の同僚と共有するというのも良いなあと思いました。

最後に、今回心に残ったの書店（凡人社さん）の地道な営業活動の様子でした。講座の後、日本語関係のブックフェアを開き、気軽に手に取って見られるようになっています。イベントを開催したり、全国を周っての営業してくださるおかげで、書籍を読者さんの手に取ってもらえるのだと知りました。担当さん曰く「富山の薬売りスタイル」なのだそうです。