

「コーチングって何?」「よく聞くけどスポーツのコーチと同じ?」「日本語のレッスンで実際どうするの?」と疑問に思ったとき、ヒントが得られるようにコーチングの知識と実体験から精一杯書きました。
わたしたちは学習者の力になりたいと思いつつ、「わたしが教えていることは本当に役に立っているのかな」「学習者はどんなことを習いたい?」「何をするのが効果的なんだろう?」などと迷ったり考えたりしています。そのときに、当の学習者と話し合うことが必要なのです。
対話が大事と言われます。コミュニケーション力のある教師も多いと思いますが、どのように対話をしたらよいか躊躇する人も多くいます。わたしもその一人でした。コーチングを学んでからは学習支援のためにより良い対話ができて、学習者からも喜ばれていると実感しています。
多くの方にコーチングが広まれば、学習者にとっても教師にとってもうれしいことではないでしょうか。この本が少しでもお役に立てれば幸いです。
*P143「その場で伝える」→【日本コーチ連盟認定コーチ養成プログラム基礎課程Ⅲ/質問技法】を参考にしております。
吉田有美
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